迷惑メールの対処法 ≪第5回≫
第5回は迷惑メール対策についてです。
いよいよ迷惑メール対策最終回です。
多くのメーカーやインターネット・プロバイダーがメールサービスとともに提供していますが、最近の迷惑メールは件名や差出人によるフィルターが難しく、対策をすり抜けるケースも少なくありません。また、正規のメールとほとんど見分けがつかず、思わず開いてしまうような件名が多いため、最終的には利用者の判断が重要になります。
まずは、差出人のメールアドレスに不審な点がないかなどをチェックしましょう。
- 宛名が「[メールアドレス]様」だけの場合
メールアドレス以外に企業名など入っていても安心はできません。
- 差出人のメールアドレスが正規のものか
メールアドレスが表示されていない場合はクリックせず、マウスカーソルを差出人の上に持っていくと、メールアドレスが表示されることが多いです。
- 一見しただけではわからないような、「l」(小文字のエル)と「I」(大文字のアイ)、あるいは「1」(数字の1)などの違いがあるケース
これらを確認してもわからない場合はWebブラウザから「差出人メールアドレス」や「件名」が迷惑メールとしてあるかどうかを確認します。
その他にマルウェアが添付されるケースが増えているため、セキュリティ対策ソフトの導入は必須といえるでしょう。さらに、アクセスしようとするWebサイトの安全性をチェックするような「Webフィルタリング」の機能を持つものがあれば最適です。このほか、脆弱性が悪用されないよう、WindowsやmacOSをはじめ、マイクロソフト「Office」などのアプリケーションのアップデートを欠かさないようにしましょう。
5回にわたって「迷惑メール対策」についてご案内させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
迷惑メール自体を全く無くすということはできませんが、減らすということは可能です。また、メール内のリンクは簡単にクリックしないということだけでも詐欺にあう機会を減らすことができます。
自分だけでなく友人や会社に迷惑をかけない上でも迷惑メール対策は責任をもってやっていただきたいところです。
不明点やもっと話を聞きたいという方はお気軽にご連絡ください。
このような情報を不定期ですが今後も出していきたいともいますので、次回もお楽しみに!!
ありがとうございました。