子どもの興味・関心を引き出し探究のサイクルを回す!!
これからは「覚える」から「考える」学へ
これまでも社会や理科の授業などで、探究的な学習は行われてきました。
では、今、重要度が高まっている探究的な学習とは、具体的にどのようなものなのか。
大きな特徴としては、
① 子ども自身が課題の設定を行うこと
② 設定した課題に基づいて情報を集める
③ それらを整理・分析する
④ 課題の解決案を自分の意見としてまとめ、文章や口頭で表現する
この表現したものに対する他者からの質問や意見、あるいは自身の振り返りをきっかけにして、新たな疑問や問題意識が発生し、その疑問や問題意識を基に新たな課題を設定し、また、情報収集や整理・分析に取り組んでいくといったように、自らの考えや課題を更新し、探究のサイクルをらせん状に繰り返していくことを、探究的な学習では目指しています。
エンジニアや専門家を育成するわけではない!!
プログラミング的思考で論理的思考力や創造性、問題解決能力等を育む
プログラミング教育というと、英語を羅列した、およそ理解不能な数式の一群で書かれた、プログラミング言語を記述することを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、教育改革で始まったプログラミング教育では、プログラミング言語を記述して、プログラムを動かすようなプログラマーやエンジニアなどの専門家を育成することではなく「プログラミング的思考(論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成など)を育む」ことであり、意外と日常の暮らしに役立つものでもあるのです。
では、今、重要度が高まっているプログラミング的思考とは、具体的にどのようなものなのか。
大きな特徴としては、
① 抽象化する能力
② 分解する能力
③ 順序立てる能力
④ 分析する能力
⑤ 一般化する能力
といった5つの能力を育みます。
また、AIやロボットなどの進化により、今後は家電など更に身近な存在として普及していくと考えられます。
そのようなことから、家電などに組み込まれているプログラムがどのように動いているのかなど基本的なスキルやリテラシーを知ることでより便利かつ安全に利用できるようになります。
そして何よりもそういった機器に慣れ親しむことなどをプログラミング教育では目的としています。
「未来を切り拓く力」を身に付ける!!
興味・関心を引く遊びなどを多く授業に取り入れ、楽しく授業
探究学習やプログラミング教育は学校の授業とご家庭で育むことは可能です。
しかし、これまでの「人から答えや解法を教えてもらう」といった受動的な学習方法では身に付かず、「問題解決のために自ら学ぶ」といった能動的な学習方法でなければ身に付きません。
また、能動的学習はとても時間が掛かるということと、他者からの質問や意見が大切となってきます。
本来ならば、学校などで学ぶことが最適なのですが、学校では基礎学力の質や結果も落とさず進めていかなければなりませんので、能動的学習よりも受動的学習の学習方法がどうしても優先されてしまうでしょう。
そうなると、ご家庭での学びが重要になってきます。
しかし、時間が掛かることや、他者からの質問や意見が大切ということを考えると、核家族化やご近所付き合いの減少などで子どもだけでいる時間が長いなどの問題が出てきます。
そう考えると、探究学習やプログラミング教育は「人との交流が人を作る」ことが大切だといえるのではないでしょうか?
成田市にある探究型学習塾のSQETT~すけっと~は、探究学習やプログラミング教育を中心に集団受講を推奨し、「自ら学びに向かう力」や「未来を切り拓く力」を育むことを目標とし、ワクワク・ドキドキするような興味・関心を引くクイズやゲームなどの遊びを多く授業に取り入れています。
また、ご家庭でも探究学習やプログラミング教育を親子で考えていただけるよう授業参観的にお子様と保護者様が一緒に授業を行なう日などを設けております。
無料で体験授業や相談も賜っておりますので、一度お試しいただければと思います。